ワークアウト~「非効率」と「効率」の矛盾に見出す魅力
ワークアウトを再開しました。
これまでもやっていなかったわけではないのですが、「カラダ再生プロジェクト」と銘打ち、来年夏ごろを目標に少し頑張ろうかなと。
コロナをはさみ、ここ数年のブランクを感じてはいますが、マッスルメモリーを信じ、取り組んでいます。
(マッスルメモリーに関しては、生理学的に明確なエビデンスはないものの、裏付けるような研究もあります)
ワークアウトのボリューム(量)自体はそれほどではないのですが、やはり疲れます。
久しぶりだから、加齢から…いくつか理由はあるはずですが、「考えながら動いている」からかもしれません。
考えると脳のエネルギーを使うんですよね。脳は身体全体が消費するエネルギーの約20%を使うと言われています。
以前は5分割で回していたメニューを今は3分割。
分割法とは、日によって鍛える部位を変えていくトレーニング法です。
しっかりとその部位を追い込むことで、次の機会までその部位を休ませることができます。その間は他の部位を鍛えられるわけです。
超回復という理論がベースになっています。簡単に言うと、毎日やるよりも休ませる(約48~72時間)ほうがその部位の筋肉は大きくなるという理論です。
5分割は脚、胸、背中、肩、腕+腹で回していましたが、3分割では脚+肩、胸+上腕三頭、背中+上腕二頭に変更。
以前ほどの追い込みが今はなく(と言いますか、できない)、またサイクルも早くなっているため、1回で複数の部位を行っています。いずれ細かく分割するつもりです。
極力フリーウエイトを行うことで、対象としている部位以外にも少しは刺激が入るように心がけています。お腹なんかはメニューから外していますから、特にそうですね。
ジムの混み具合などでメニューの変更や取り組む順番を変えるケースもあり、さらにはワークアウトしている自らの筋肉の動きをもう一人の自分が外から俯瞰して眺めるなど、考えることは山ほどあります。
ワークアウトといった「非効率」が求められる身体の動きを、効率よく行おうとする矛盾。
この矛盾に加え、重力といった自然の法則に抗いながら、自分の身体をデザインするために自分でメニューをデザインしていく喜び。
筋トレは、英語ではレジスタンス(resistance:抵抗)トレーニング、つまり重力に抵抗するんです。
なかなかに魅力的なんです、ワークアウトって。
最初はデザインできなくて当然です。
そんなときはパーソナルトレーナーの手を借りてみてはいかがでしょうか?
YouTubeだけではわからない、たくさんの「気付き」を得ることができるはずです、「健康」とともに。